お役立ちコラム

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子供部屋の増築費用はいくらかかる?おすすめの増築内容も紹介

子供が成長してくると、「そろそろ子供部屋を用意しよう」と思う親御さんも多いのではないでしょうか。
もし部屋数に余裕がない場合は、増築をすれば子供用の部屋を造ることができます。

とは言え、増築は数万円でできるものではないため、増築費用の準備が必要です。
そこで、ここでは増築するタイミングや費用の目安、どのような増築内容にすれば良いかを紹介していきます。

子供部屋の増築費用はいくらかかる?おすすめの増築内容も紹介

子供部屋を増築するタイミングについて

子供部屋を増築するタイミングは人それぞれ、必要な時で構いません。
しかし、親御さんによっては「遅すぎず早すぎずのタイミングを知りたい」という方もいるでしょう。

あるアンケート調査によると、小学校の入学前後というタイミングがもっとも多く、次いで幼稚園・保育園に入園した時、その次が小学校3~4年生、小学校5~6年生という結果が出ています。
つまり、大きなくくりでみると、小学校のうちに子供部屋を用意するという家庭が多いということです。

もちろん、中学生になってからというご家庭もありますが、小学校に入学すると持ち物も増えますし、朝の準備や宿題など1人でやらなければいけないことも多くなるので、増築をするのであれば小学校入学のタイミングがベストと言えるかもしれません。

子供部屋におすすめの増築内容

子供部屋を増築するといっても、家の間取りや予算によって内容は異なります。
詳細は設計事務所やリフォーム会社と相談して決めますが、事前にある程度内容を決めておくと増築もスムーズに進められます。

予算がなければ間仕切りで対応

子供部屋に予算をかけたくない、増築は厳しいという場合は、間仕切りでリフォームするという方法があります。
間仕切りであれば増築するよりも費用を抑えながら、個人の空間を確保できます。
また、お子様が2人いる場合は、部屋を2つ増築するより、広い部屋を1つ増築して間仕切りで区切った方が予算を抑えられるので検討してみてください。

子供部屋が不要になったら、間仕切りを取るだけで元の広さに戻せるので、部屋を臨機応変に活用したい方にもおすすめです。

部屋を作るならリビングの奥にする

「自分の部屋がある」というのは子供の自立心を育てることに役立ちますが、増築する場所によっては家族とのコミュニケーション不足が懸念されます。
特に、中高生など自我が強くなる時期は、親とまったく顔を合わせないということもあるので、リビングなど家族が集まる場所を通らなければならない場所に増築しましょう。

部屋の向きは東向きにする

実は、部屋の向きは子供の勉強に影響するので、できるだけ東向きにしましょう。
日当たりの良い南向きの方がいいと思うかもしれませんが、南向きだと日差しが強すぎるため集中力が下がってしまいます。
東向きであれば、お昼過ぎには直接日差しも当たらなくなるので、宿題などにも集中しやすくなります。

子供部屋を増築する時の注意点

子供に部屋を与えてあげれば、自分で持ち物を管理したり、掃除や片付けなど整理整頓をしたりするようになるメリットがあります。
しかし、その反面注意しなければならないこともあるので、注意点を踏まえて増築してください。

密室にならないようにする

子供の管理能力が育つということは、親が干渉しづらくなることにも繋がります。
プライバシーを守ることは大事ですが、家族の誰とも顔を合わさず出入りできる部屋だと、いるかいないかが分からないこともあります。

また、部屋で何をしているか、どういった友達付き合いをしているのかなども把握できないので、密室にならないように注意しましょう。
たとえプライベートな空間にいても、お互いの存在が感じられるように増築することが大切です。

今の年齢だけで内装を決めない

内装の好みは年齢とともに変わるので、壁紙や作り付け家具はシンプルなものにしましょう。
低年齢だとキャラクターの壁紙や、作り付けの家具を低めにしたくなりますが、高学年になると使いづらい部屋になってしまうかもしれません。
子供の成長は早く、大きくなってからの方が部屋にいることも多くなるので、今の年齢だけで内装を決めないようにしましょう。

子供部屋を増築する時の費用の目安

増築費用は、部屋の広さや増築方法によって異なりますが、1階部分に6畳の部屋を増築する際の費用の目安は約200万円です。
工事内容は以下のような内訳になります。

・外壁の解体
・増築部分の整地
・基礎工事
・屋根や柱の建築
・外装と内装仕上げ、電気工事

もちろん、増築内容によって工事内容も異なるので、費用が知りたい方はリフォーム専門業者に相談してみましょう。

子供部屋の増築に関する悩みはプロに相談しよう

子供部屋を増築するとしても、場所はどこにすればいいのか、広さはどれぐらい必要なのか、収納はどの程度必要なのか、分からないこともいろいろあるかもしれません。

増築費用は安くないので、「こうしておけば良かった」と後悔しないように、専門家に相談しながら内容を決めていきましょう。
株式会社LSPは子供部屋の増築も手掛けているので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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