お風呂リフォームの期間は長い?施工前に流れや注意点を知っておこう
お風呂を長年使い続けると、黒ずみやカビなどの汚れ、水漏れなどのトラブルが増えます。
修復するためにお風呂をリフォームしたい方も多いのではないでしょうか。
ただ、お風呂リフォームで気になるのが施工期間の長さです。
古い浴槽や床などの解体など、お風呂のリフォームは時間がかかることを確認しておきましょう。
この記事では、お風呂リフォームの期間や、リフォーム前に知って欲しい注意点なども合わせて解説します。
目次
お風呂リフォームの期間はどれくらい?
お風呂リフォームの期間は、施工する状況によって大きく変わります。
リフォーム状況 | 期間の目安 |
在来浴室→在来浴室 | 10~12日 |
在来浴室→ユニットバス | 4~8日 |
ユニットバス→ユニットバス | 2~6日 |
バス・トイレセット | 3~12日 |
在来浴室は、モルタルとタイルで作られています。
木材などの使用も可能なため、ユニットバスより応用が利くのがメリットのひとつです。
ユニットバスは、壁や床、浴室などのパーツを組み合わせて作り上げますが、在来浴室は現場で浴室を一から作り上げるため、解体にも時間がかかります。
浴槽だけリフォーム交換するのであれば、ユニットバスなら1日で完了するケースもあります。
お風呂リフォームをする時は、完成までの打ち合わせもあります。
そのため、実際は施工期間の目安に加えて1~6日かかるでしょう。
お風呂リフォームの流れとは
お風呂リフォームには、解体や基礎工事などさまざまな工程が必要です。
ここで、お風呂リフォームの流れを詳しくチェックしていきましょう。
1. 養生シートを設置。古い浴室を解体
2.基礎工事(コンクリート、木工事)※在来浴室のみ
3.水道や配線配管工事
4.新しいお風呂を導入
5.ユニットバスの組み立て、取り付け工事
6.内装工事(ドア取り付けなど)
7.お風呂内のクリーニング、引き渡し
在来浴室をリフォームする場合、土間コンクリートの基礎工事があるため、時間がかかります。
お風呂リフォーム期間が長い理由は?
お風呂リフォームの期間は、最短で3日、最長で2週間と状況によってさまざまです。
リフォーム中は入浴ができないため、銭湯や温泉などに通わなくてはいけません。
では、なぜお風呂リフォームの期間は長いのでしょうか。
次はその理由について解説します。
思った以上にお風呂内が傷んでいた
お風呂リフォームをする前に、多くの会社では現場確認をしてスケジュールを組みます。
いざ解体工事を始めてみたら「木材がシロアリの被害でボロボロになっていた」「水漏れによってお風呂の柱や土台がダメージを受けていた」というトラブルもあり得ます。
お風呂は湿気が高く、一度解体しないと内情はわからない部分が多いため、修復工事が追加されリフォーム工期が延びてしまうのです。
季節によって工程が遅れる
お風呂リフォームをした人の口コミによると、3日で終わった人も10日で終わった人もいます。
このようにリフォーム期間が違うのは、選んだお風呂にもよります。
ですが、それだけでなく、工事を依頼した季節も大きく関わっています。
基礎工事が必要なお風呂リフォームは、コンクリートが固まらないと次の工程に進めません。
コンクリートは、気温や湿度などによって固まる時間が変わるため、季節によって数日リフォーム期間が延びる可能性があります。
マンションは組合に説明が必要
マンションのお風呂リフォームをする場合、家庭だけではなく、管理会社や近隣のお部屋へ相談が必要です。
リフォーム工事中は、業者による出入りが多くなり、工事中に大きな音が出るため事前説明をしなくてはいけません。
リフォーム内容によっては管理会社から許可が降りないケースもあるので、しっかりと説明できるように担当者と話し合いを済ませておきましょう。
お風呂リフォーム期間と施工中の注意点
お風呂のリフォーム期間中は、いくつか注意点があります。
生活面で大きな影響があるので、気をつけてください。
お風呂リフォーム後すぐは水が使えない
お風呂のリフォームが終わっても、すぐ水は使えないので注意しましょう。
状況によりますが、リフォーム後1~2時間は入浴を控えてください。
担当者から注意事項として説明を受けますが、水を使ってしまうと再リフォームが必要になる可能性があるので気をつけてください。
リフォーム中は大きな音が一定期間出る
リフォーム中は、床や壁などを傷つけないように養生作業をしたり、重機でコンクリートを砕いたりと、さまざまな音が発生します。
中でも、電気設備や内装工事をする時は、専用工具を使う機会が多いため、大きな音が出ることが考えられます。
マンションの場合は、リフォーム前に近隣住民へ説明しますが、戸建住宅でも念の為、事前挨拶を済ませると良いでしょう。
お風呂リフォームの期間を早める準備が必要
お風呂リフォームがスムーズにできるように、玄関からの動線確保が必要です。
例えば、家具などが邪魔になって用具を運び入れるのが大変な家庭は、事前に別な場所へ移動しておきましょう。
工事が始まってから片付けると、その分、お風呂リフォームが終わる期間が延びるかもしれません。
まとめ
お風呂リフォームの期間は、最短3日、最長2週間と大きな幅があります。
浴槽のみ交換であれば1日で済むケースもありますが、リフォームは早いほど優れているとは限りません。
コンクリートやシーリング材などが乾いていない状態で次の工程に移ると、水漏れが発生する可能性があります。
リフォーム業者は数多くありますが、選び方がわからなくて困っているという方も多いでしょう。
もしお風呂のリフォーム業者選びで困った時は、ぜひ経験と実績が豊富な当社へご相談ください。